「お疲れさまです。」と「お世話になっております。」

仕事に関するメールの書き出しは、「お疲れ様です。」や「お世話になっております。」のことが多いと思います。


この「お疲れ様です。」と「お世話になっております。」の違いですが、一般的には、以下のように使われています。


「お疲れ様です。」:社内の相手に対する時
「お世話になっております。」:社外の相手に対する時


宛先に、社内と社外の両方が含まれている場合は、メールの内容によって決めます。


宛先の個人が特定できれば、その人に合わせればいいと思います。
指示が複数の場合は、それぞれの指示の前に名前をいれるとよいでしょう。(下記「例1」参照)


社内外ともに重要な宛先であれば、社外の相手を優先して、「お世話になっております。」を使うとよいです。
この場合は、○○様はなくても大丈夫のことが多いです。(下記「例2」参照)


例1:宛先の個人が特定できる場合
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  ○○(社外)様。いつもお世話になっております。

  △△をお願いします。


  □□(社内)様。お疲れ様です。
  
  ××をお願いします。
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例2:社内外ともに重要な宛先の場合
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  いつもお世話になっております。

  定例会議の議題をお送りします。
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ただ、会社によっては、社内宛メールの「お疲れ様です。」は、たとえ社長宛であっても不要のことがあります。


確かに形式だけのものなので、スピード社会では不要なのかもしれませんね。




2005年11月09日 17:44